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社協職員レポート

★社協職員レポート ~「専門職」の道を一緒に学ぼう 高校生の進路アシストカレッジ~

職員レポ(1) 神栖市社協では、ソーシャルワーカーや介護士、保育士や看護師などの専門職に関心がある高校生を対象に、職場体験や専門職からの講話を通じて仕事の社会的な必要性や醍醐味を感じられる「高校生の進路アシストカレッジ」を毎年夏休みに開催しています。
 新型コロナウィルスの影響を受け、今年度は3年ぶりの通常開催となり、対面での講話や職場体験の場を復活させました(過去の報告記事はコチラから)。そしてこのレポートを書いている今はまさに『開催中』となっています。参加された高校生は各協力機関の実習先で頑張っているところです。連日の猛暑で大変だと思いますが、最後まで頑張れ!夢を追う高校生のフレッシュさに私自身も元気をもらえています。

 今回、本事業の開催にあたり、毎年お世話になっている協力機関をはじめ、今回新しくこの事業に協力いただいた実習施設の皆さま、そして快く講話の依頼を引き受けていただいた講師の皆さまには大変感謝しております。
 私もこの事業を担当させてもらってまだ経験が浅いので、上司と一緒に協力依頼で施設等に訪問させていただきました。顔を合わせ、こちらの熱意をお伝えしながら、相手の理解をえて合意形成を図っていく。その結果、新しい分野での職場体験の場や講話の協力を頂くことができました。そのカギは丹念なコミュニケーションだったのだと、私も現場で体感することができました。そして毎年協力いただいてた実習施設に関しても、今まで培ってきた担当者間との信頼関係があるからこそ協力を得ることができ、成り立っている事業なのだと感じました。これは、私も新人として様々な研修で学んだ、『それぞれの機関や組織間での信頼関係の形成や、制度、地域の枠を超えた連携の取り組み』であったのではないかと思います。
 また、参加者の実習初日は、実習生と、実習受入れ機関を繋ぐ役割で社協職員が顔合わせに立ち会っています。実習生の緊張が入り混じった不安そうな顔つきが気になり、顔合わせ後も少し様子を見ていました。「まずは利用者さんにあいさつから始めましょうか」と職員の方が声をかけてくれます。「高校生で職場体験に来ました、一日お世話になります」と実習生が話しかけると、利用者の方も「あらご苦労様。えらいね、よろしくお願いします。」とニコニコ笑って返事をしてくれていました。他にも、施設職員の方を参考にして「今日は暑いですね」と話題を振ったり、目線が同じになるようにしゃがんで話しかけたりと、対応方法を工夫します。その様子をみて私は安心した気持ちになり、何よりも職場体験の醍醐味を実際の形になってみることができ、嬉しい気持ちになりました。自分がとった行動の反応がその場ですぐに返ってくる。試行錯誤しながらも、対人援助の技術等を見たり、聞いたり、行動で学ぶ。リモートでは決してできないことです。実習終了後は反省等を振り返りながら一緒に学びを深めましょう。実習生の感想を楽しみにしています。

職員レポ(2)
 アシストカレッジで学ぶ「専門職」は対 ”人” の仕事です。現場では、表情、身なり、仕草、言葉の扱いなど机上では学べない実践を見ることができる貴重な機会です。高校生の皆さんも実際の現場でたくさんの刺激に触れ、様々な人と関わり「専門職」としての仕事の魅力・大変さも含めて、多くのことを吸収していると思います。自ら学びたいと手を挙げて参加してくれた皆さんにとってこの事業が少しでも将来の職業選択の一助になってくれたら幸いです。そしていつかは、参加された高校生が専門職となり、同じ現場や関係機関として出会い、一緒に働けたら‥担当者としてこの上ない喜びです。私もまだまだ勉強中の身ですが、初心に立ち返り「専門職」としての道を進んでいきたいと思います。
 今期のアシストカレッジは最終日が8/10㈭です。参加された高校生の感想等を盛り込んだ結果レポートを作成でき次第、本会ホームぺージにアップしていきますので、ぜひご覧になってください。

 

<地域福祉総合相談センター D>

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