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社協職員レポート

★社協新人レポート ~少数を大切に思う神栖市社会福祉協議会の一員として~

新人レポート 林1 令和4年4月1日、神栖市社会福祉協議会に入職しました林と申します。新人として神栖市社協で働いてみて分かったことや考えたことを伝えていきたいと思います。
 第一弾のテーマは「少数を大切に思う神栖市社会福祉協議会の一員として」です。私は4年間大学で福祉を学んできました。テキストや講義の中で学んだ私の社会福祉協議会のイメージは、直接的なサービス(ホームヘルプサービス等)を提供し、職員も100人を超える大きな組織だと思っていました。もちろん私のイメージしていた社協は全国的にも多くあります。しかし、神栖市社協は正職員数18名と少人数でありながら、社会福祉士や精神保健福祉士といった福祉相談援助の国家資格を持つ職員が多い専門職集団であり、直接サービスを行っていなかったことに衝撃を受けました。

新人レポート 林2 なぜ神栖市社協はこのようなスタイルになったのでしょうか。神栖市社協もかつては直接サービスを行う大きな組織でした。しかし、民間事業所の参入により、市内に一定量の供給体制が整った福祉サービスを提供し続けるのではなく、中立的機関としてのスタンスを重んじ、社協にしかできない権利擁護・精神障害・発達障害・ひきこもりなどといった社会資源が十分でない少数の方の課題に対してスポットを当てていこう!という方向性が地域福祉活動計画で定められました。計画の策定は、社協職員のみでなく、市民の皆さんをはじめ各関係機関が協議・検討し、理事会で議論が重ねられ決定されます。表面化されにくい少数の方の意見や課題をすくいあげ、行政だけでは解決できない課題に取り組むことに神栖市社協は焦点を当てたのです。そして誰もが社会に参加する機会が徐々に増えていきました。
 局長をはじめ先輩方から神栖市社協のあゆみを教わり、一人一人を大切にする姿勢にとても感銘を受けました。

 神栖市社協で出来ることは多くはありません。私自身ができることはもっと少ないです。しかし、神栖市社協が市民の皆さんをはじめ、神栖市役所や医療機関、福祉サービス事業者と連携をしていくことで、実現できることは無限大にあります。
 相談を受ける機会が私にはまだ無いため神栖市民の皆さんの声を直接聞いていません。新人ですので仕方がないことではありますが、先輩方から相談を受ける姿勢を学び、地域に隠れている課題に気づき、市民の皆さんはもちろんのこと、課題が表面化されにくい少数の方にも寄り添っていける職員になろうと思いました。
 私もこれから神栖市社協の一員として皆さんの声を聴き、必要な社会資源を創造していくことで誰に対してもやさしいまちの実現に向け活動していきたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。

                                          <本所 地域福祉総合相談センター 林>

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは神栖市社会福祉協議会です。

(本所)神栖市溝口1746-1 (支所)神栖市土合本町3-9809-158

電話番号:(本所) 0299-93-0294 (支所) 0479-48-0294 ファクス番号:(本所) 0299-92-8750 (支所) 0479-48-1294

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