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社協職員レポート

★社協職員レポート ~日本中の優しさが支える被災地支援の輪 -常総市災害ボランティアセンター運営支援に参加して- ~

職員レポ横田(2)台風18号の豪雨により常総市の鬼怒川が決壊してから約1ヶ月となる10月8日と9日の2日間、私は県内外の社協が協力する災害ボランティアセンター運営の支援活動として、常総市災害ボランティアセンターのA地区サテライト(出張所)での支援に携わらせていただきました。そこでは、災害発生直後に、広島と山形から長期滞在型で支援を行っているボランティアの方と区長さんが連携し、生活支援に取り組んでいました。また全国から泥だしや掃除するために多くのボランティアのみなさんが参加し、個人宅や道路、小貝川の土手などの泥かきや藁掃除など、心と力をあわせ毎日、毎日活動を続けていました。

サテライトでは、災害ボランティアセンターから派遣されてくるボランティアみなさんを活動場所への案内、掃除に必要な資材の受け渡しや管理、お昼の休憩所、そして3時頃には、全身ほこりまみれのボランティアさんが持ち帰ってくる資材の洗浄や、手洗い・うがいの準備・手伝いをしました。そして疲れてべったりと座り込んでいる皆さんに、「お疲れさまでした。ありがとうございました。」と声をかけると、「大丈夫です。こちらこそ有り難うございます」と疲れもみせず、輝いた笑顔が帰ってきました。

A地区のサテライトが設置されている場所は、決壊現場から10キロメートル以上も離れていますが、2m以上の高さまで水没し、全世帯が床上浸水の被害にあわれていました。大切な物を突然失った悲しみや経済的不安など、まだまだ先の見通しは立っていないのが現状です。そんな場所に、毎日、沢山のボランティアさんが来て、黙々と作業に取り組んで下さっている姿を見て、区長さんは『こんなに応援してもらったら、俺等も頑張るしかねぇなぁ』と話してくれました。人を支えるのはやはり『人の優しさ』なんだと、あらためて実感しました。

神栖からも、個人ボランティアの方、波崎高校の皆さん、波崎自警団の皆さんなど多くの皆さんが、泥かきや炊き出しなど、常総市へ災害ボランティアとして参加しています。ボランティアに行った方からは、まだまだ支援が必要との声が届いています。現地でのボランティア活動と併せて、被災者の皆さんの生活を支援のための募金の継続、そして復興するまで継続した支援が必要です。

一人で出来る事は、ほんの少しですが、みんなで力を合わせると大きな力になる事を日々感じました。また一人でボランティアに参加してくれた若者にも、たくさん出会い、その気持ちと行動力に感動しました。常総市で出合った沢山の皆さんの優しさに触れた2日間でした。

〈支所 地域福祉推進センター Y〉

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