• 日　時：令和5年5月19日（金）　午後7時～午後8時30分
• テーマ：地元精神科医に聞く！！～ストレスと精神疾患の関係性～
• 講　師：児玉医院　副院長　児玉　知之氏（精神保健指定医）　
• 参加者：54名

　今回の勉強会では、神栖市で精神科医として活躍されている児玉医院の児玉知之先生をお招きし、誰にでも起こりうる可能性のある精神疾患の特徴や診断基準、精神疾患のある方との関わり方などを具体的な事例を交えてお話しいただきました。講義の中で、支援者が精神的に落ち込みのある方に受診を促すポイントとして、その人の生活に少しでも支障が出ているようであれば、それは精神疾患が疑われる状態である為、まずは精神科への受診を勧めてほしい。精神疾患は、うつ病や統合失調症、不安障害や認知症など様々な要因が混在していて精神科医でも診断に迷うことがある為、支援者が「○○障害の可能性が高いから病院へ行きましょう」などの声掛けはせずに、本人の受診が難しい状態であればまずは家族のみの受診を促すことも検討してほしいとのことでした。また、精神疾患のある方への関わり方については各疾患ごとの関わり方のポイントなどを具体的にお話しいただきました。講義の最後の質疑応答の時間では、支援者として関わっている精神疾患のある方への対応について、精神科医としての視点でアドバイスをいただき、より実践的な支援の現場を意識した学びを深めることができました。

　勉強会終了後に回収したアンケートでは、「精神疾患のある方の支援について悩んでいたが先生の話を聞いてスッキリした」、「精神疾患はとても身近な病気である事を実感した」、「周りの人が病気になったとき、なりそうな兆候を見つけた時には今日の話を参考にフォローしていきたいと思った」など多くの感想をいただきました。参加者アンケート（勉強会の感想）については、下記のPDFファイルをご覧ください。

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※参加者アンケート（勉強会の感想）はこちら→第275回地域ネットワーク勉強会感想 [PDF形式／119.52KB]