令和7年6月30日【福祉教育出前講座】神栖市立柳川小学校4年生
令和7年6月30日(月)、柳川小学校4年生児童14名を対象に「ボランティア精神を育む」という目標のもと、高齢者疑似体験、車いす体験の2つを行いました。体験にあたって個人ボランティアの方の協力のもと実施いたしました。
高齢者疑似体験
身体に重りや関節の可動域を制限するサポーター、白内障ゴーグルなどを着けた状態で校内(廊下や階段)を移動したり、辞書引きやはしを使った豆つかみなどの体験を行いました。それによって普段とは違った目の見えにくさや身体の運びにくさなど、加齢に伴う身体機能の変化について感じていただきました。

白内障ゴーグルを着けた状態で図書室から辞書を借り、教室で調べものをしました。

動かしづらい手足で細かい作業を行うのに苦労しました。
車いす体験
2人組(体験者、介助者)で体育館から校庭、校舎を一周。コース中には屋内から屋外のアスファルト道、校庭の砂地など様々なシチュエーションがあり、段差や坂道などではパートナーに介助を受けながら体験を進めることができました。「車いすで長い距離をこぐのは大変だった」「地面の少しのでこぼこでも身体がゆれて難しかった」などの感想が聞かれました。

傾斜がある場所ではバックでゆっくりと下ります。

数センチの段差でも自分で上がるのは難しく、介助者の手を借りて上がることができました。
2つの講座を体験いただき、それぞれ高齢者や車いす生活を送る人の気持ちを肌で感じてもらいました。会話の中で、高齢のおじいさん、おばあさんと同居をされているという児童さんもいましたので、まずは身近な方に対して思いやりの気持ちを持って接していただけるようになれば幸いです。
併せまして、ご協力いただいたボランティアの皆さん、ありがとうございました。
※写真の使用につきましては、柳川小学校の了承を得ております。
問い合わせ先
このページに関するお問い合わせは神栖市社会福祉協議会 神栖本所です。
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電話番号:0299-93-0294 ファクス番号:0299-92-8750
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