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《報告》第10期発達障害療育者研修会(3回目/全4回)を開催しました

  • 日 時:令和5年7月28日(金) 午後7時~午後9時
  • テーマ:『記録から考える支援~現状把握!例外を探す!!』
  • 講 師:枝松慎次郎氏(公認心理師・臨床心理士) 茨城県発達障害者支援センターCOLORSつくば
  • 参加者:26名

 全4回の連続講座として企画している第10期発達障害療育者研修会の3回目は「記録から考える支援」をテーマにお話しいただきました。

枝松氏の講義の内容

 記録とは、支援が正解だったかを確認する手段です。子どもや保護者からアセスメントした情報をもとに仮説を立て、その仮説を元に対応した結果を記録として積み重ねることで、その子にとっての本当のメリットが何だったのかが分かります。問題解決をするための記録の取り方としては、(1)その行動が何か起こっているのかを数える、(2)その行動がどのくらいの時間続くのかを測る、(3)2週間続けて記録することで平均値が見えてくるとの3つのポイントがあります。このポイントを押さえた記録を見返すことで何をやっている時に気になる行動が起こっているのかが分かり、この積み重ねが支援者としての対応の幅が広がることに繋がりますとの話がありました。

 枝松氏より1回目では、行動で見ることでどのような対応が必要となるのかを学び、2回目では行動の原理を知ることで効率的な支援方法を学びました。そして本日は記録をとることで対応の答え合わせをすることの重要性をお話しさせていただきました。どれか1つだけが大切ということではなく、すべてが補完し合って支援が成り立つということを頭において現場での実践に活かしていただきたいとの話で講義が締めくくられました。次回、最終日は3回の講義のまとめとして10月13日(金)に開催を予定しています。詳細については下記のリンクをご覧ください。

 

療育者3-1
療育者3-2
療育者3-3

 

 

 

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