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《報告》第10期発達障害療育者研修会(1回目)及び第276回地域ネットワーク勉強会を開始しました

  • 日 時:令和5年6月16日(金) 午後7時~午後9時
  • テーマ:『保護者支援を子どもの行動から考える~行動で見て、考える!~』
  • 講 師:枝松慎次郎氏(公認心理師・臨床心理士) 茨城県発達障害者支援センターCOLORSつくば
  • 参加者:73名

 今回の勉強会は今年4月に開催した第274回の地域ネットワーク勉強会終了後に多くの要望をいただいた「保護者支援」をテーマに幼児期の集団生活の場に関わる保育士・幼稚園教諭、児童発達支援事業所の職員を対象者として第10期発達障害療育者研修会の1回目と合同で開催しました。

 

療育者研修会(1日目) 講義の中で枝松氏より、保護者が求める支援は、大きく分けて3パターンがあります。
(1):保護者に専門的なアドバイスをすることで子どもの療育を支える保護者を介した子どもの支援
(2):事業所等で保護者に代わり子どもの療育を行うことで保護者の負担感を軽減させる子どもを介した保護者支援
(3):保護者自身の悩みや子育てについての不安を傾聴する保護者への直接的な支援
 支援の場面では、(3)のニーズに対して(1)の対応をするなどニーズと対応のミスマッチが起こり、保護者との信頼関係の構築が難しくなっているケースがしばしばあります。大切なのは、保護者が何を求めて話しをしたり、相談をしているのかをアセスメントし、要望に応じた適切な「保護者支援」をしていくことです。そして保護者を支援することが生活の土台となる家庭の安定につながり、結果として子どもの支援に繋がります。また、保護者との関係づくりのポイントとして、支援者が感じる子どもの心配事をダイレクトに保護者に伝えることが保護者批判となる場合があります。保護者支援では、あくまでも主題を保護者としてとらえ、日常の育児の大変さの共有や親の頑張りを認める、行事前などの機会に不安な気持ちを聞いてみるなど保護者に寄り添うことが大切となりますとのことでした。
 

 要所要所でワークを交えながら枝松氏の講義を熱心に聞く参加者の姿が見られ、勉強会終了後に回収したアンケートでは、「ワークや立ち止まって考えることもあり、楽しい勉強会だった」、「わかってはいるけど、出来ない、そのことを常に頭に入れて保護者からの相談に対応していきたい」、「今後に活かせる『タメ』になる講義でした」など多くの感想をいただきました。参加者アンケート(勉強会の感想)については、下記のPDFファイルをご覧ください。

 

『茨城県発達障害者支援センターCOLORSつくば』についてのお問い合せはこちら→ホームページ

 

※参加者アンケート(研修会の感想)はこちら→研修会感想 [PDF形式/133.24KB]

 

 

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