社協職員レポート

★社協職員レポート ~呉市安浦地区災害ボランティアセンター運営支援に参加して~

サンプル画像私は、8月30日からの7日間、茨城県社協からの依頼により、台風7号及び前線等に伴う豪雨災害により甚大な被害のあった広島県呉市災害ボランティアセンター(安浦サテライト)の運営に参加しました。 安浦サテライトでは、地元の方を始め、沖縄県、宮崎県、東京都などから駆けつけた社協職員が、「ニーズ班」「オリエンテーション班」「マッチング班」「資材班」に別れ運営に携わっていて、私は、マッチング班に配属されました。

マッチング班は、ボランティア活動をして欲しい人とお手伝いできる人を繋ぐ役割です。その日の活動は前日のニーズ受付票や活動報告書を参考に内容や場所・人数を決めます。 朝、受付やオリエンテーションが終わった方から順次、マッチィングを始め、必要な人数が集まった時点で、場所や内容、留意事項などの説明をします。活動に必要な資材を、資材班から受取り、近い場合は一輪車に資材を乗せて歩いていきますが、遠方の場合は、協力してくれる地元のボランティアが送迎を担当してくれました。 活動の終了は、午後3時までなので、戻って来た順にリーダーから、体調不良者はいないか、作業は終了したかなど、その日の様子を聞き取り、全員戻ったことを確認して終了となります。

呉市安浦地区は、大雨の影響で、崩れた土砂で家が押しつぶされ、土砂や流木で河川が決壊し、床下・床上浸水しました。車の通りもあり、復旧が進んでいるようにも見えましたが、幹線道路から中に入ると、ブルーシートに覆われた家屋があり、山間部では、家屋が倒壊したまま瓦礫の撤去も終わっていないところや、電柱が倒れ車もつぶれたままになっている所もまだありました。

災害ボランティアセンターには、生活再建を応援すべく多くのボランティア活動家が連日訪れていました。中には長期間滞在している方もいて、地元の方と共に、復旧・復興にむけ歩んでいました。私か滞在した期間には、大学生や企業など、団体の参加もあり、多いときで200人近くに登りました。活動の中心は家屋に流入した泥の掻きだしでした。日中の気温が30度をこえる炎天下での作業になるため、「いやー疲れた。」といって汗を拭きながら戻ってくる方がほとんどでしたが、服を着替え帰る時にはすがすがしい顔で、「また来ます。」といってセンターを後にされる方もいました。

1週間はあっという間に過ぎてしまい、何が出来たか自問自答したこともありました。しかし「安浦の復興に協力いただきありがとうございます。」と感謝の言葉を地元の方から頂き、微力ながらもお手伝いできた事を実感し、1日も早い復旧・復興を切に願って帰路につきました。

支所地域福祉推進センター O

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