令和8年7月3日、6日【福祉教育出前講座】大野原小学校5年生
大野原小学校の5年生88名の児童の皆さんは今年度、「ふれあい ささえあい 思いやりの心」をテーマに学習に取り組まれています。現在、校内をはじめ、通学路やスーパーなど身近な場所にある福祉バリアフリー設備や、支援を必要とする方への配慮について学ばれているなか、令和8年7月3日(金)と6日(月)の2日間にわたり、福祉教育出前講座を実施させていただきました。
7月3日(金)高齢者疑似体験
「高齢者疑似体験」では体験キットをつけて、校内を歩いたり小さな文字を読んだりしました。児童らは「体が重くて段差などを歩くのが大変だった」「いつもなら見える字も全然見えない」などと、加齢に伴う身体機能の変化を肌で感じていました。

段差などでは必ず手すりにつかって上り下りします

白内障ゴーグルや手のしわなどによる身体の変化を感じながら 辞書引きをしたり、はしをあつかったりしました
7月3日(金)車いす体験
「段差や坂があると、全然前に進めなかった」。これは体験後の児童から寄せられた率直な感想です。一人での操作に加え、クラスメイトの協力を得て進む体験も実施しました。車いすで乗り越えることが難しい場所を体感したことで、日常生活にある「困りごと」に気づき、お互いに助け合ったり声を掛け合ったりすることの大切さを学びました。

狭い通路をイメージしたコースを回ります

固い平らな地面は車いすでも問題なく動けても、段差や柔らかいマットの上では苦労し、介助を受けて進みました
7月6日(月)福祉の講話
2つの体験を踏まえて行った「福祉の講話」。児童たちも一市民として、他者に対する支援、そして助け合いの心を学びました。その後はグループワークへと移り、「今、自分たちに何ができるか」をテーマに議論。最後はクラス全体で意見を発表し合いました。話を聴くだけにとどまらず、クラスメイトと意見を交わし発表したことで、思いやりの心を実践する強い意識が芽生えました。

体験の学びを活かし、自分たちにできる助け合いについてグループワークを実施

日常生活で、自分たちにできる「等身大の援助」について様々なアイデアが生まれました
2日間にわたり福祉の講座を実施しました。初日は「車いす体験」「高齢者疑似体験」を通して普段は気付きにくい日常生活に潜む障壁を身をもって実感。2日目は体験を踏まえて講話を聴き、グループワークへ繋げました。体験で感じた発見を出発点に児童たちは「今、自分たちにできる声掛けやサポート」を議論。そして発表を通して日常的な福祉の意識を高めました。
併せまして、ご協力いただいたボランティアグループ「サタデーズ」、福祉教育サポーターの皆さん、ありがとうございました。
※写真の使用につきましては、大野原小学校の了承を得ております。
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