令和8年6月25日、30日【福祉教育出前講座】深芝小学校5年生
令和8年6月25日(木)と30日(火)の2日間、深芝小学校5年生69名を対象に福祉教育出前講座を行いました。児童の皆さんは、総合的な学習の時間の中で「ふれあい ささえあい 思いやりの心」をテーマに1年間を通して、様々な方から学びを得て福祉学習に取り組んでいます。今回は1日目に「アイマスク体験」、2日目に「車いす体験」「高齢者疑似体験」をそれぞれ実施させていただきました。
6月25日(木)アイマスク体験
1日目は、視覚障害への理解を深める「アイマスク体験」を実施しました。校舎内のメディアセンターを出発して、階段の上り下り、教室での席の立ち座り、狭い通路の通過・通行など日常の様々な場面を想定した体験に挑戦しました。体験にあたっては視覚を遮断された児童がガイドヘルパー(引率者)の肩や肘につかまり、安心・安全に目的地にたどり着くよう、誘導体験を行いました。

固定された手すりや壁などにつかまることで安心感が得られます

図書館など狭い通路では声掛けや誘導にも一工夫が必要です
6月30日(火)車いす体験
2日目は「車いす体験」「高齢者疑似体験」を実施しました。「車いす体験」では体育館の中に、一人で運転操作を行うコーナーと、介助者の協力を得て進むコーナーをそれぞれ設置して実施。車いすは平らな床ではスムーズに進むものの、段差や柔らかい体操マットの上を進むには手助けを要します。また体育館外にあるスロープの移動を体験したことで、児童にバリアフリー環境の重要性を実感していただくきっかけとなりました。

段差を越えるために、介助者が車いすの前輪を持ち上げます

体育館前のスロープを上り下りしました。これがあることで 車いすの方でも移動が可能になります
6月30日(火)高齢者疑似体験
「高齢者疑似体験」では、加齢に伴う身体機能の変化を感じてもらうための専用のキットを装着した状態で校内を移動しました。普段慣れ親しんだ場所であっても、身体機能の変化によって行動に制限がかかることを実感していただきました。児童からは「体験を通じてお年寄りが階段などの段差に困っていることや、小さな文字を読むことが難しい理由が分かった」との声も聞かれました。今回の学びを活かし、誰もが安心して暮らせる優しい街づくりについて、一人ひとりが考える契機にしていただけたら幸いです。

手すりにつかまりながら、ゆっくりと階段を上り下り

白内障ゴーグルを装着したことで、字がぼやけて見える状態に
児童には2日間3時限にわたって3つの講座を体験いただきました。「それぞれの体験で様々な気づきを得られた」との感想も聞かれ、現在から将来に向けて、福祉の芽を育む有意義な時間となりました。「地域共生社会」の実現が求められる現代だからこそ、児童たちがこの体験で得た気づきを大切にし、自ら行動に移せる大人へと成長してくれることを願っています。
併せまして、ご協力いただいたボランティアグループ「サタデーズ」、福祉教育サポーターの皆さん、ありがとうございました。
※写真の使用につきましては、深芝小学校の了承を得ております。
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