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社協職員レポート

★社協職員レポート ~「社会貢献」という名の種~

サンプル画像 1月22~23日にかけて神栖市長寿介護課主催の「地域支援サポーター養成講座」が開催されました。私は全6コマのうちの1つである「ボランティア活動」の講師を務めました。講話では、基本的な「ボランティアの4原則」をはじめ、「ボランティア活動の魅力」についてお話しました。活動の魅力を伝える際、私は令和5年9月の台風被害における日立市災害ボランティアセンター(以下、VC)に業務で応援に行った経験をお話しました。泥にまみれながらも活動を終えたボランティアの方々が、「大変だったけれど、綺麗に片付いてよかった」「おばあちゃんが涙を流して喜んでくれたね」とお互いの労をねぎらっていました。

 私は「暑い中、お疲れさまでした」と言葉を添え、大判のウェットティッシュと飲み物を手渡して回りました。初対面同士のボランティアさん達が「楽しかったですね。また、どこかでお会いしましょう」と声を掛け合う姿に、連帯感が生まれているのを目の当たりにしました。ボランティアの方々の生き生きとした充実感に満ちあふれた表情こそが、ボランティア活動の魅力としてその模様を講話でお伝えしました。

 また、講話の中では触れませんでしたが、ある職員との出会いが私に深い感銘を与えてくれました。災害VCの運営には県内の社協職員も応援に駆けつけてましたが、今回出会った佐藤さん(仮名)は、「今日は仕事が休みなので、ボランティアとして参加しに来ました」と。災害VC運営の手が足りない中、非常に心強いものでした。

 私は佐藤さんと共にマッチング班として、5~15名ほどのボランティアグループをいくつか編成していきました。あるグループの中で、大人しそうな男子高校生が1人で参加しているのに気づきました。知らない大人たちの中に入っていく男子高校生の姿に、私は「大丈夫かな」と少し心配しながら見送りました。しばらくして午後3時過ぎに戻ってきた男子高校生の表情は、行く前とは一変していました。疲れはあるものの、どこか自信に満ちた表情を浮かべていました。佐藤さんが男子高校生に歩み寄り、私のところへ来て「実は、息子なんです」と言いました。災害ボランティアセンターの業務も一段落したところで、佐藤さんは「息子と一緒に帰りますので、これで上がります」と言って、親子で帰路につきました。 

 2人の後ろ姿を見送りながら、私は心の中に「社会貢献」という名の種を蒔かれたような、温かく貴重な感覚が残りました。

 

< 地域福祉総合相談センター Ka・Ka >

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