令和8年1月22日・29日【福祉教育出前講座】神栖市立神栖第一中学校3年生
令和8年1月22日(木)・1月29日(木)と2日間にわたって神栖第一中学校3年生77名を対象に福祉教育出前講座を行いました。3年生は家庭科の授業で「家族や地域の高齢者との関わり」をテーマに学習を進めており、その一環で1日目に高齢者擬似体験、2日目に「福祉の講話」を実施しました。
1月22日(木)高齢者擬似体験
高齢者擬似体験では、装具を身に着け校内を歩いたり、蛇口をひねり水に触れて冷たさの違いを感じたりと、加齢に伴う体の変化や感覚を体験しました。生徒からは「耳栓をすると周囲の声やラジカセから流れる音楽が聞こえづらかったので、お年寄りと話す際は耳元で話しかけたいです」、「本に顔を近づけないと小さい文字が読みにくかったり、手すりがないとスムーズに階段を上がれなかったりと高齢者の気持ちを理解できた」といった感想がありました。普段何気なく行っている動作が高齢になるとスムーズに行えないことに気づき、高齢者と接する際の配慮について学ぶきっかけとなりました。

白内障ゴーグルを装着すると屋内と屋外で周囲の見え方が異な
ります。

装具を身に着けると普段歩きなれている廊下も転倒しないよう慎重になります。

豆移しを体験。豆が見えにくく箸も上手く使えず、1、2粒移すの
に時間を要しました。

足が上がりにくく、手すりがあると安定して階段を上がることができます。
1月29日(木)講話
2日目の講話では、高齢者擬似体験の振り返りと合わせて、高齢者や障害者だけでなく誰もが地域の中で安心して暮らしていくには、どのようなことができるか、どういった工夫ができるかについて、生徒の皆さんと一緒に考えました。グループワークでは、「高齢者が安心してスーパーで買い物するにはどういった配慮が必要か」をテーマに話し合いを行い、「入口の近くにお年寄りの方に需要がある商品のコーナーを作れば、たくさん移動せずに買い物できると思う」、「手伝うことがあるか声をかけて一緒に商品を探したり、荷物を運んであげたりと自分にできることはしたい」、「案内表示を大きくする、商品を取りやすいように棚を低くするなどの意見を聞いて、お年寄りの方だけでなく、自分たちにとっても買い物しやすい環境になると感じた」など多くのアイディアや意見が挙がりました。
まとめとして、地域の中で誰もが安心して暮らしていくには、思いやりの気持ちが大切であること、皆さんがそれぞれ相手を思って行動することが「支え合い」に繋がることを伝えさせていただきました。

様々な視点で自分たちにできることを話し合いました。
各グループで多様な意見が飛び交い、話に熱がこもりました。
今回の体験を通して深めた「配慮することの大切さ」を今後の生活に生かしてください。併せまして、ボランティアグループ「サタデーズ」の皆さん、福祉教育サポーターの皆さん、ありがとうございました。
※写真の使用につきましては、神栖第一中学校の了承を得ております。
問い合わせ先
このページに関するお問い合わせは神栖市社会福祉協議会 神栖本所です。
〒314-0121 茨城県神栖市溝口1746番地1
電話番号:0299-93-0294 ファクス番号:0299-92-8750
メールでのお問い合わせはこちら- 2026年2月2日
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