★社協職員レポート~ソーシャルワーカーにとって大切なアセスメント力~
神栖市社協では、総合相談やこころの相談、ひきこもり家族相談などの専門相談、日常生活自立支援事業や地域ネットワーク勉強会等の事業を行っています。これらの業務を進めていくにあたり、アセスメントが大切となり、ソーシャルワーカーに必要不可欠なものです。アセスメント※は一言で表すと状況把握です。相談支援において、対象者の希望を実現するにあたり、どのような支援や関わりが必要かを見立てる際に行います。今回は、私が担当している福祉教育出前講座を例にアセスメントの大切さをレポートします。
福祉教育出前講座は、車いすやアイマスク、点字、高齢者擬似体験などの各種体験や社協職員による講話等のプログラムを通じて、相手の感情や状況を理解しようとする想像力を養い、高齢者や障害者、健常者を含めて誰もが地域の中で安心して暮らしを送れる方法を考える機会として、実施している事業です。市内の小中学校や企業などを対象とし、依頼を受けた後は必ず、事前打ち合わせを行います。小学校の場合は担任の先生と狙いやこれまでの取組み等を確認するだけでなく、児童たちの福祉への関心度合いや授業での様子などについて把握します。そして、「体験をして“楽しかった”、“大変だった”といった感想で留まらないよう体験後に振返りを含めた講話をさせていただきたい」などの提案をさせていただきながら、児童たちに合った計画を立てていきます。体験や講話では、児童たちの反応に合わせながら声かけや講座のまとめを行い、少しでも他者への配慮を学ぶきっかけとなるように取り組みます。実施後は事業担当者間での検証や学校からのアンケート結果をもとに改善点を精査し、今後の出前講座に生かしていきます。
このように事業を行っていくにあたり、状況を整理し支援を組み立てる力が肝になり、不十分のままで進んでいくとルーティンワーク的に業務をこなすだけで中身がないものとなってしまうと感じています。何を根拠に、どのような支援をしようとしているのかを常に意識しながら日々の業務に向き合い、そして、評価・検討を行いながら事業を磨いていけるように精進していきます。
※アセスメントとは
対象者の生活状況や心身の状態、家族関係などを多角的に把握し、最適な支援を行うための情報整理・分析を行うことです。
【観察】事実を丁寧に確認する→【解釈】把握した内容から背景を考える→【仮説】支援の方向を見立てる→【検証】実践の中で対象者 の課題解決に繋がっているか確かめるといったプロセスを踏んでいきます。
<地域福祉総合相談センターT>
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- 2026年1月20日
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