★社協職員レポート ~自分年表~
先日、同僚がこの「社協職員レポート」の過去分データを掘り起こし、これまでの軌跡ともいえるすべてのレポートをこのホームページにアップロードしてくれました。私も早速、過去に自分が投稿したレポートの内容を忘れていたので、その時どのような思いで、何を綴ったのかを久しぶりに読み返してみました。 その中のひとつに「神栖市社協の職員になったあの日から~過去・現在・未来~」があり、当時の自分は介護保険が開始した平成12年に正職員となってから12年目、30台半ばの年齢で、現在の地域福祉総合相談センターに所属していたころでした。
あれから13年。今年で入職25年目。かなりの月日が流れていることを改めて感じるとともに、自分がどのような担当業務を担い、今があるのかを振り返ってみたくなり、仕事の自分年表を作成してみました。
自分年表
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年月 |
採用・所属部門 |
主な担当業務 |
備考 |
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H11.4月 |
非常勤採用 |
介護機器貸出事業、移送サービス、福祉作業所きぼうの家業務補助 |
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H12.4月 |
正職員登用 福祉サービス部門 |
高齢者・障害者デイサービス、福祉用具貸与事業、移送サービス |
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H14.1月 |
福祉サービス部門 |
訪問介護サービスセンター |
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H17.3月 |
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介護支援専門員合格 |
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H17.4月 |
相談支援部門 |
総合相談、地域ネットワーク勉強会、精神障害者デイケア、居宅介護支援事業 |
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H17.8月 |
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神栖町・波崎町合併 |
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H18.1月 |
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第1期発達障害療育者研修会担当 |
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H19.4月 |
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日常生活自立支援事業基幹的社協(潮来市、行方市、神栖市)担当 |
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H21.3月 |
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社会福祉士合格 |
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H24.3月 |
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精神保健福祉士合格 |
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H24.8月 |
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高校生の進路アシストカレッジ(第1期)担当 |
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H30.4月 |
市役所派遣 |
市障がい福祉課派遣 |
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R03.4月 |
相談支援部門 |
成年後見・日常生活自立支援事業、総合相談 |
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R06.4月 |
総務部門 |
総務事務全般 |
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所感
福祉サービス部門に所属していたころは、介護が必要な方の自宅から病院までの移送サービス、電動ベットやエアマットといった介護機器(福祉用具)の搬入出、高齢者・障害者デイサービスでの入浴介助、時にはデイサービスの利用者に楽しんでいただくためにレクリエーションで仮装もしていました。正直、社会人駆け出しで介護や福祉のことは全く分かりませんでしたが、直接サービスを提供する上で大切な相手への気配り、対人援助職としてのコミュニケーション能力の重要性、サービス内容を分かりやすく説明するための説明力、介護報酬等の適正な会計事務の取り扱いなど、仕事を通じて社会人として、社協の職員としての基礎を学びました。
相談支援部門に配属となってからは様々な事業を担当し、業務の困難性や理解不足から悩みや苦労もありましたが、その経験から社会福祉士や精神保健福祉士といった資格取得の重要性を感じたこと、同じ部門の仲間とともに「今、必要な社会資源」「社協にできること」を模索し、新規で事業を企画する楽しさも味わいました。
そして、現在はそれらの経験を力に、職員全員が働きやすい環境の構築を目指して総務部門でさらなる自己研鑽を積んでいるところです。
神栖市社協は昭和61年に法人化し、来年で40年目を迎えます。上記の自分年表にある主な担当事業も、毎年のように事業評価・検討を重ね、社会資源の充実度合いや時代に合わせて変化し、現在は福祉サービス部門にある直接サービスは終了(日常生活自立支援事業基幹的社協もそれぞれの市に移管)しています。これも、「今の時代に、何が社協に求められているか」について真剣に向き合ってきた結果と思っています。
私は、第6次地域福祉活動計画(令和7年度~11年度/5か年計画)で掲げた目標は「進化と深化」がテーマと感じています。時代と状況に柔軟に対応しながら「進化」し、知識や能力を「深化」させることができるように私自身も高い意識で業務に励むように心がけています。
今後とも「介護保険世代」をよろしくお願いします。
<福祉活動推進センターM>
問い合わせ先
このページに関するお問い合わせは神栖市社会福祉協議会です。
(本所)神栖市溝口1746-1 (支所)神栖市土合本町3-9809-158
電話番号:(本所) 0299-93-0294 (支所) 0479-48-0294 ファクス番号:(本所) 0299-92-8750 (支所) 0479-48-1294
メールでのお問い合わせはこちら- 2025年10月31日
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