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3. ★社協職員レポート ～誰でも何かの歯車に～

　「社会の歯車になる」という言葉にネガティブな印象をお持ちの方もいるのではないでしょうか。私は「誰かの役に立ちたい・・・」という思いで7年前に神栖市社協へ入職しました。最初はただがむしゃらに仕事をして「空回り」ばかりで、目の前の仕事は片づけられても、組織全体を動かす原動力にはなっていませんでした。そんな空回りを続ける日々の中でも、「自分の仕事は会社の仕事であり、一人で背負い込むことはない」との上司の言葉を思い出すと少し気持ちが楽になったことを覚えています。
　誰にでもやりたいこと、言いたいことはあると思いますが、組織に所属する以上は、組織にあう形で自分のやり方や伝え方を柔軟に変えていく必要があります。私が仕事をしていくうえで常にモチベーションになっているのは、自分の力は小さなものかもしれないが、自分が小さな歯車として「社会福祉協議会」という組織を動かしていると思うことです。誰か一人でもかけてしまったら、歯車がかみ合わず、組織は推進力を失ってしまいます。そのため、誰でも何かの歯車になっているという自信を持ちながら仕事に取り組むことが大切だと思っています。

　私事ですが令和7年7月5日我が家の大切な歯車の一つであり、以前の職員レポート（～未来の自分をイメージして～）でも紹介させていただいた「夕食を想像する我が家の猫」は、17年の生涯を終え、空に旅立ちました。この出来事をきっかけに我が家は一時的に歯車がかみ合わず、原動力を失ってしまった時期もありましたが、今では失った歯車を補うように家族で協力をしながら動き出すことができています。
　私は、今後も社会福祉協議会になくてはならない「歯車」として、また歯車がかみ合わなくなってしまったときにそれを補えるような「歯車」としてこれからの社協人生を歩んでいきたいと思います。

＜　地域福祉総合相談センターK　＞

• 2025年10月14日
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