★社協職員レポート ~ソーシャルワーカーの「手」~
この春異動となりました。
人の気持ちに寄り添えるソーシャルワーカーを目指して社会福祉士試験に合格することができ、新たな気持ちで業務に向かいはじめました。
改めて、自分自身の相談援助・支援方法…を思い返し、数年前に対応させて頂いたご家族を思い出しました。
「自宅で介護をすることにしたので、介護用のベッドと全介助の状態で自宅で入浴をさせたいがどのような方法がありますか」という相談でした。ベッドは社会福祉協議会で福祉用具の貸し出しが出来ること。入浴について、利用可能なサービスの情報提供(訪問入浴、訪問介護による入浴介助、訪問看護による入浴介助、併せて、福祉用具の貸与、購入)をさせて頂きました。医療度が高いということでしたので、体調管理、医師との連携も考え訪問看護の説明を詳しくさせていただきました。その後すぐに、ベッド搬入を済ませ、訪問看護師さんに繋がりサービス利用が出来た事を確認し、とても安心しました。
しかし、わたしは、この様な時に毎回、自分自身に「問い」を立てていました。
看護師、介護職、リハビリ等の専門職の方々には、手当をする技術「手」がある。
「何ができたのかな…これでいいのかな…」と。
数カ月後、そのご家族が訪ねてきてくださいました。
「あの時は、ただ必死でした。自宅で介護をするって言っていたものの、本当は何からしていいのかもわからずにとても不安でした。その時に、介護用ベッドをすぐに貸りられ、訪問看護を紹介頂き、とても助かりました。福祉の仕事ってとても素晴らしいと思います。これからも私達のように困っている方々を救って下さい」という、とてもストレートな言葉に、ソーシャルワーカーの「手」技術…大切なことを気づくことができました。
私がこのご家族にできたことは生活状況を確認して、利用できそうなサービスの情報提供くらいで、そこからは、ご家族がとても力(ストレングス)のある方々だったので、その情報からサービスを選び相談をし、家族が思っていた通りの在宅介護をスタートさせることができました。そしてこのスタートには、関わっていた事業所の素晴らしいサービス提供が貢献してくれました。
福祉の仕事をしていく上で相談援助技術はとても大切だと思います。
相談者の話を聞いてすべて手を貸す・出す事が福祉ではなく、必要としている事、本人、家族のできること(ストレングス)を見極め、家族の価値観、思いを尊重した判断をし、正しいサービス情報を提供していく事。コミュニケーションを通じて、ニーズの核心をとらえていくことが重要だと改めて感じています。
私は、介護支援専門員・包括支援センターの主任ケアマネジャーと介護保険、高齢者福祉の現場を長く経験してきました。そこでは、沢山の方々に出会い、貴重な経験をさせて頂く事ができました。自分ではどうしようも出来ない、何からしていいのかわからずに悩み続けた日々もありました。
でも今は、自分の支援活動に迷いが出た時、思い出すことのできる沢山の事例(宝もの)があります。
信頼できる人達と仕事が出来ることの大切さも学びました。人を大切にする。これからも大事にしていきたいと思います!
〈本所 地域福祉推進センターB〉
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(本所)神栖市溝口1746-1 (支所)神栖市土合本町3-9809-158
電話番号:(本所) 0299-93-0294 (支所) 0479-48-0294 ファクス番号:(本所) 0299-92-8750 (支所) 0479-48-1294
メールでのお問い合わせはこちら- 2012年4月6日
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