★社協職員レポート ~社会福祉士「G」の後見日記 6~
成年後見人を受任した経緯とあわせて「成年後見制度」に付随する制度を紹介してきた後見日記の後日談後見日記の後日談の後編です。
11月11日の朝5時48分に携帯電話が鳴りました。着信の番号は知らない番号ですが、市外局番でピンときました。病院からのご本人が亡くなったことを伝える電話でした。
すぐにご本人のイトコのAさんに連絡して病院で待ち合わせることと、身柄を引き取ってもらう葬儀社を確認しました。弟さんにも電話をしましたがつながりませんでした。
病院でイトコのAさんと合流するとすぐにご本人に一緒に面会して、これまでの後見人としての関わりを話しました。主治医より死亡診断書を頂き、調整していた葬儀社の霊柩車で斎場に移動して葬儀の打ち合わせと、目まぐるしく事が進められました。午後にはお寺に出向いて火葬場と住職の日程を調整し、11月13日に葬儀、火葬、埋葬までをすることを決めてこの日のやりとりを終えました。
11月13日は、葬儀社の方によって出棺の儀式が進められ、正午に火葬場へ移動し、火葬が執り行われました。遺骨を骨壺に収納した後はお寺に移動して、繰り上げで四十九日の納骨法要までしてもらい、ご本人の奥様も眠るお墓に納骨しました。ご本人が無縁仏とならずに、家族の眠る場所に入ることができました。
後日に施設利用料や入院費の支払い、死亡後の行政手続きなどを済ませて、その上で残った財産の中から裁判所に認められた報酬をいただいて、法定相続人であるご本人の弟さんに精算の書類を添付して残った財産を送金しました。最後の手続きとして裁判所へ報告書類を提出して、今回の後見活動は終了となりました。
後見人を初めて受任したことで、貴重な経験を積むことができました。自分なりにご本人が自分らしく暮らすお手伝いができたと、自己満足の部分もありますが、無事にやり遂げた達成感があります。関わる機関同士がお互いに信頼してその役割にあたり、お互いに牽制して確認し合えることで、ご本人に不利益なく、後見人として自分の役割を果たすことに注力できました。
受任してすぐの後見日記にも書きましたが、後見人は被後見人の人生を背負う部分があって、相当の責任を負いますが、それを「ひとり」で背負うのではなくて、後見人としてできる役割を理解してもらったうえで、支援者間による「チーム」で関われたことが、自分にとって大きな財産になりました。
そしてまた、私は新たにB市の認知症高齢者の成年後見人を受任します。今度はB市で支援のネットワークを作ることになります。
新たな後見人受任についても、後見日記2(仮)で報告していきたいと思っています。
〈本所 地域福祉推進センター G〉
問い合わせ先
このページに関するお問い合わせは神栖市社会福祉協議会です。
(本所)神栖市溝口1746-1 (支所)神栖市土合本町3-9809-158
電話番号:(本所) 0299-93-0294 (支所) 0479-48-0294 ファクス番号:(本所) 0299-92-8750 (支所) 0479-48-1294
メールでのお問い合わせはこちら- 2012年5月3日
- 印刷する