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社協職員レポート

★社協職員レポート ~社会福祉士「G」の後見日記 8~

職員レポ義一(2)社協職員「G」が成年後見人となった経緯とあわせて「成年後見制度」に関する手続きなどを紹介してきた後見日記(日記7の続き)です。

2度目の成年後見人受任で前回と大きく違うところは、本人がご自宅に住んでいることです。介護保険サービスを利用し、ケアマネジャーには毎日ホームヘルパーに入ってもらうプランを作成してもらいましたが、それだけでは不足することがたくさんあります。

本人はタバコが大好きで、何はなくともタバコだけは切らしたくないという気持ちが強いのですが、生活費の中からタバコに充てられるお金は1日1箱~2箱くらい。楽しみがタバコだけですから2箱なんてすぐになくなってしまいます。

タバコは基本的に1日1箱を用意し、足りない分はご自身の毎月の小遣いで、配達してくれるお店に自分で電話で注文してもらうこととしました。ただ、このお店には後見人から事前に事情を説明して、本人の月の小遣いが5千円だけなので、それを上回る注文の支払いには応じられないことを了解してもらいました。

私が後見人となってから、本人のもとに月5千円の小遣いを定期的に届けるようになったので、本人もすぐに私のことを覚えてくれて、私の訪問時には笑顔を見せてくれるようになりました。(後見人というより銀行員のイメージのようでしたが…)

夏も近づく頃には、ご本人の髪とヒゲが伸びに伸びて仙人のようになってしまい、ヘルパーさんから床屋さんの利用を相談されました。

これまでご本人が利用していたという近くの床屋さんに事情を説明すると、「ああ、あの人」と思いだしてくれて、すでに5年くらい利用していないことが確認できました。実はこのお店のサービスで、近所のお年寄りには自家用車でお迎えと送りをしているとのこと。後日払いで支払いさせてもらうことを約束し、地元の床屋さんを利用できる段取りができました。

久しぶりに髪を切ってスッキリすると、ご本人にやさしい表情が増えたような気がしました。

年が明けて平成25年1月には、私の訪問する直前に本人のもとに着払いでカニが届き、手持ち金がなかったので支払いできずに郵便局に持ち帰ってもらった。とヘルパーさんから報告を受けました。

ご本人に確認すると数日前に電話で「カニは好きか?」と聞かれた覚えがあるとのこと。「カニを食べたかったの?」と本人に聞くと「カニなんて別に食べたくはないけど、カニは好きか?と聞かれたから好きだと答えた。」と話され、本人がカニを欲しがっていないことを確認しました。

職員レポ義一(3)今こそ後見人の役割を発揮するところ!と、さっそく配送元の郵便局に着払いの受取拒否の電話をし、市の包括支援センター、消費生活支援センターにも報告しました。

消費生活センターでは、受取拒否の対応だけで十分とのことで、後見人として他に手続きはありませんでしたが、関係機関の人たちが以降の郵便物等にも気をつけてくれ、業者からの請求などもなかったことから、ご本人はそんな出来事はすっかり忘れてしまい、何事もなかったかのように暮らしています。

~社会福祉士「G」の後見日記 9~に続きます。

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