★社協職員レポート 『介護職員初任者研修 ~名称は変わっても変わらないもの~』
社会福祉協議会では社会福祉士や介護福祉士等の国家資格取得、ホームヘルパー資格取得に必要な「相談援助実習」「介護実習」に関し、神栖市内の実習受け入れ機関の一つとして、各養成機関等と連携を図りながら、地域の福祉マンパワー拡大をめざし、受け入れ協力を行っています。
先月の中旬から2週に渡り、今年4月より旧ホームヘルパー2級養成課程から「介護職員初任者研修」にカリキュラムが変更されて初めての実習生4名の受け入れを訪問介護とデイサービスの部署で行いました。【養成施設:社会福祉法人すはま会様】
介護保険制度の導入で広く認識されるようになったホームヘルパーですがその発祥は社会福祉協議会だったということはご存知ですか?
ホームヘルプサービスの誕生は、昭和31年に長野県の上田市などで開始された「家庭養護婦派遣事業」までさかのぼります。実施したのは市町村から委託された各市町村社会福祉協議会でした。
この頃のサービス内容は、現在の高齢者、障害者を対象としたものとは違い、不治の疾病、障害等のため家庭での家事に支障を来す場合に、短期的に派遣されるものでした。その後、大阪市の臨時家政婦制度(翌年より家庭奉仕員派遣制度)、布施市(現東大阪市)の独居老人家庭奉仕員派遣制度が開始され、全国各地へと広がっていきました。昭和37年には、厚生省が「家庭奉仕員制度設置要綱」を制定し、広く全国に普及させるきっかけとなり、翌38年には、老人福祉法の制定により「老人家庭奉仕員」として制度化されました。
それから27年後の平成2年に国が「高齢者福祉整備10ヵ年計画」を打ち出し、ホームヘルパーという名称は登場しました。それまでの家事援助中心だった「老人家庭奉仕員」に代わり、ホームヘルパーは食事、排泄、入浴の世話などの「身体介護」を中心とした職種として注目されるようになりました。これまで地方自治体や社協を含む社会福祉法人が実施主体とされていたホームヘルプサービスでしたが、平成12年から実施された介護保険制度では特定非営利活動法人や民間営利企業等多様な介護サービス供給主体の参入がはかられ、サービスの供給は利用者と事業者の直接契約による契約制度に移行しました。これにより、ヘルパーは「訪問介護員」とも呼ばれるようになりました。
神栖市社協のスタッフの中にも家庭奉仕員という名称時代からサービス提供をしているベテラン職員がいます。その職員の一言です。『家庭奉仕員 → ホームへルパー → 訪問介護員 → 介護職員初任者と名称は変わっても、変わらないヘルパーのやりがいは、利用者さんをケアすることで状況が改善されたり、「ありがとう」という言葉を頂いたり、それらを通じて「自分が助けになっている」という思いや、普段の暮らしだけでは接することの出来ない人生の先輩との出会いなど、すべてが利用者さんとの関係性の中でお互いをケアしあえることかしらね』
介護初任者研修実習生の皆さん実習お疲れ様でした。これからのご活躍にこの言葉を添えてエールを送ります!!
〈在宅福祉サービスセンター A〉
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メールでのお問い合わせはこちら- 2013年8月13日
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